理系の人なら聞いたことくらいはあるかもしれませんが、工業英検というものがあります。
4級で工業高校卒業程度、3級で高専や大学2年生程度、なぜか2級で実務レベルという2級と3級の差が妙に大きい試験です。
おもに高専が主体となって実施されている試験で5月と11月に公開試験があります。
ちなみに高専の先生に伺ったところ、高専を卒業するまでに3級を取れるように指導しているそうです。
2級は大学院で英語の論文を読み書きする人や翻訳などの仕事をしている人が受ける試験のようです。
ちなみに私は大学院修了で翻訳の実務経験もあるので、今年の11月の試験で2級を受験しました。
またまたちなみに3級と4級も持っているのですが、3級を受けた際は70分試験で30分で解き終わって帰りましたが、普通に合格していました。
2級から英日翻訳、日英翻訳などが出てきて少し厄介です。
2級から辞書または辞典を2冊まで持ち込み可能なのですが、私は全く無勉でジーニアスの英和と和英を持って行ったのですが、和英だけは専門用語がきちんと記載されている辞典を持って行った方が良かったと思います。
試験問題の中に「視認性」について訳せという問題があったのですが、ジーニアスには「視認性」という単語は載っていませんでした。
まあ、仕方がないので減点覚悟でeye recoginition(目の認識)なんて単語を勝手に作ってカイトきました。
ちなみに日英翻訳問題は2問あり、幸い1問が私が大学院で専攻していた内容がほぼカバーできる範囲の専門用語しか出ていなかったので、まだまだ結果は分かりません。
ちなみに翻訳者を目指す場合の目安として、英検準1級、TOEIC800点以上、工業英検2級の取得が目安にされるらしく、この3つを持っているとセミプロぐらいの評価がもらえるとかなんとか??
まあ、翻訳者を目指すならば受けておいた方がいいと思われる工業英検の紹介でした。
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