2012年12月12日水曜日

雑記: 英語検定(英検、TOEIC)に必要な一般教養。

英検やTOEICのような試験を受けていると英語が分からないから難しいと感じる方もいるかもしれませんが、英語検定は種類によって、出題背景となる一般教養が求められます。

たとえば、

TOEIC:ビジネス英語(職場の会話、商取引、情報収集など)

英検:アカデミックとくにサイエンスに対する一般教養。

工業英検:理工系に関する大学卒業程度の一般常識。

などなどです。

英検は人文科学か自然科学の一般教養があればいいのですが、そのあたりは大学で習うことなので、学生時代にサイエンスとあまりご縁のなかった方は英語云々いう以前にサイエンスの一般常識が分からず苦戦する場合もあるようです。

ちなみにTOEICで高得点を上げるためには日本企業の職場で飛び交う程度のビジネスの知識とある程度の投資や税金の仕組みなどの知識が必要です。

まあ、英語検定と言っても「言葉の試験」なので、言葉が表わす内容が理解できないようではアカンのです。

そんなわけで、英語検定でいい結果を出すためには日ごろからビジネス、学業などに関心を持つ必要があります。

英検にしてもTOEICにしても「M&Aって何??」という程度の知識では太刀打ちは難しいと思います。

てな訳で英語ばかり勉強するのではなく、学業にも力を入れるのはもちろんのこと、日経新聞などを読んで世の中の動きやビジネスの仕組みを理解することが大事ですよ~んというお話でした。。

雑記: 意外と知られていない工業英検。

理系の人なら聞いたことくらいはあるかもしれませんが、工業英検というものがあります。
4級で工業高校卒業程度、3級で高専や大学2年生程度、なぜか2級で実務レベルという2級と3級の差が妙に大きい試験です。

おもに高専が主体となって実施されている試験で5月と11月に公開試験があります。

ちなみに高専の先生に伺ったところ、高専を卒業するまでに3級を取れるように指導しているそうです。

2級は大学院で英語の論文を読み書きする人や翻訳などの仕事をしている人が受ける試験のようです。

ちなみに私は大学院修了で翻訳の実務経験もあるので、今年の11月の試験で2級を受験しました。

またまたちなみに3級と4級も持っているのですが、3級を受けた際は70分試験で30分で解き終わって帰りましたが、普通に合格していました。

2級から英日翻訳、日英翻訳などが出てきて少し厄介です。

2級から辞書または辞典を2冊まで持ち込み可能なのですが、私は全く無勉でジーニアスの英和と和英を持って行ったのですが、和英だけは専門用語がきちんと記載されている辞典を持って行った方が良かったと思います。

試験問題の中に「視認性」について訳せという問題があったのですが、ジーニアスには「視認性」という単語は載っていませんでした。

まあ、仕方がないので減点覚悟でeye recoginition(目の認識)なんて単語を勝手に作ってカイトきました。

ちなみに日英翻訳問題は2問あり、幸い1問が私が大学院で専攻していた内容がほぼカバーできる範囲の専門用語しか出ていなかったので、まだまだ結果は分かりません。

ちなみに翻訳者を目指す場合の目安として、英検準1級、TOEIC800点以上、工業英検2級の取得が目安にされるらしく、この3つを持っているとセミプロぐらいの評価がもらえるとかなんとか??

まあ、翻訳者を目指すならば受けておいた方がいいと思われる工業英検の紹介でした。

雑記: やっぱり基本は文法・語彙か!!

最近の成果としてTOEIC825点と英検準1級不合格A(1点差)などなど徐々に結果が出てきています。

ちなみにTOEICでは英検準1級レベルの語彙までしか出題されないそうです。

今回の英検は語彙パートが25問中20問正解だったのでリーディングは問題なかったのですが、リスニングがアカンかったので、不合格になってしまいました。

ちなみに英検準1級のリスニングはTOEICのリスニングより難しいです。

またまたちなみに私のTOEICのリスニングスコアは440~470くらいです。

英検準1級レベルの語彙を押さえているならば、だいたいTOEICの語彙レベルはクリアしているとみても問題ないようです。

語彙を押さえると次に問題になるのは文法です。

ここ半年くらい前まで文法から遠ざかっていたので、おなざりになっていた私の英文法ですが、よくよく文法書を読むととてもためになります。

文法と言うと英語のルールととらえがちですが、何気にイディオムや用法の解説などが詳細にされており、この辺のイディオムや用法を正確に覚えているかどうかが、TOEIC高得点の秘訣のような気がします。

ちなみに現在の英検では文法問題と言うのは廃止されており、その代わりライティング試験で文法力を試すという風になっていますので、ライティングが正確にできれば、英検では特に文法対策は必要ないような気がします。
(もちろん、読解問題を解けるくらいの文法力は必要ですが。)

またまたちなみに、リスニング問題を解く際にも文法をよく理解していると音声を聞いたときにも理解がしやすいです。
(もちろん、音声を聞き取るリスニング力があればの話ですが。)

てなわけで、文法を勉強してみませんか??という話でした。

ちなみに文法書を選ぶ際の基準ですが、TOEICが730点以下の方はあまり高度な文法書を選ばす、比較的平易に書かれている文法書を選んだほうがいいようです。
(私は英検2級を取る際にベレ出版から出版されている平易に書かれている文法書を用いました。)

TOEIC800や900点を目指すならば、TOFLE向けの文法書などがいいような気がします。

TOEICではあまりマニアックな文法は出てこないため、それほど専門的な文法書を読む必要はないような気がします。

てなわけで、文法の話でした。。